尾瀬ライブ映像
尾瀬沼から−環境省カメラ
尾瀬ガイド OZE Hiking Guide
「夏の思い出」。この歌は、誰でも口づさめるほどに、有名であり、この愛唱歌で日本中のだれもが親しんできた尾瀬はハイカーにとって永遠の憧れのシャンぐリアといってもよかろう。さらに、尾瀬の水芭蕉や池糖のヒツジグサ、ニッコウキスゲ、その他高山植物や花、動物、自然の優美で繊細な美しさは、湿原を木道で守ろうという運動ともなってきた。いま、温暖化による自然破壊から地球環境を守ろうという世界規模のエコロジー運動が盛り上がってきているが、尾瀬はこれらの運動のさきがけであり、シンボルとなっている。なお、尾瀬は尾瀬国立公園に指定されているほか、文化庁指定の特別天然記念物に指定されている。国立公園の特別保護地区では、全ての動植物の採集が禁止されているので、枯れ木を拾うことも禁止で、杖にするための枝を拾うこともできないので、注意が必要だ。さらに、尾瀬には、
尾瀬沼ビジターセンター、 尾瀬山の鼻ビジターセンター、尾瀬沼キャンプ場(尾瀬沼東岸)、下田代キャンプ場(見晴)、山ノ鼻キャンプ場(山ノ鼻)、など、環境教育施設やキャンプ場も完備しているので、利用をお薦めしたい。
尾瀬の多様なハイキングコースと人気度
環境省では、尾瀬国立公園尾瀬地域の主な入山口からの入山者数を沼山口(大江湿原)、御池口(御池)、大清水口(三平下)、鳩待口(鳩待峠)、至仏口(鳩待峠)及びアヤメ平口(鳩待峠)の6箇所で赤外線センサーにより入山者数自動計測を行っている。平成19年の調査結果によると、最も入山者数が多い入山口は、鳩待口(鳩待峠)の約18万6千人。入山者全体の52.3%。次が沼山口の約9万5千人で、入山者全体の26.9%となっている。